:::SUGOラウンドリザルト:::

10.23（日）決勝 ：第1ヒート:6位／第2ヒート:8位

ランキング ：8位（第8戦終了時）

第8戦MFJGP(スポーツランドSUGO)は、土曜日が雨となりコンディションはヘビーマディー。予選から大変な状態でレースウィークをスタートすることとなりました。IA2は土曜日に予選を行うことから、Twister Racingの渡辺学もそのマディーコンディションでの予選に出場。スタック•転倒と波乱が起こりやすい状況でしたが、無事予選をクリアして決勝に駒を進めました。

また今回から2012年型のYZ250Fをさらに一台投入し、第3戦の2位表彰台の再現を狙いました。その決勝は、スポーツランドSUGOの皆さんの懸命な作業により、コンディションは回復、天候の好転もあり、ほぼドライの状態のなかでレースを行うことができました。結果は、残念ながら第3戦の再現はできなかったのですが、それでも6／8位と両ヒートで一桁フィニッシュでレースを終えました。

Heat1

第1ヒート、最もアウト側のグリッドを選んでスタートした渡辺は、まずまずのスタートで1周目を11番手で終えます。序盤は混戦となり、またペースの近いライダーとのバトルとなったため、思うように順位を上げることはできませんでしたが、その中でもじりじりとポジションをアップ。4周目に9番手、7周目に8番手とすると、中盤以降は星野裕（カワサキ）、星野優位（ホンダ）らとグループを作りバトルを展開。残り5周となったところで星野裕選手が脱落して6番手に順位を上げます。ここからもう一踏ん張りすれば、さらに上位グループへの接近も可能だったのですが、ペースを上げることができず、そのまま6位でフィニッシュとなりました。

Heat2

第2ヒートは第1ヒートとは逆の展開になってしまいました。1周目を7番手と好位置で終えながらも、序盤に中村友則選手にかわされて一つ順位を落としてしまいます。しかしすぐに上位陣を一人とらえて7番手に挽回しましたが、そこからは上位陣への接近を図りながら、同時に後方からの追い上げにも合い、ポジションをキープするにとどまります。

しかし、10周目から一気にペースが落ちてしまい一度はかわしたライダーに逆転を許して8番手に後退。その後もペースを上げることができず、さらに13周目にも一度かわしたライダーの追い上げに合い、順位を落としてしまいます。しかし、ラスト2周になったところで、逆に上位から順位を落としてきたライダーをとらえ8番手に順位を上げると、その8位でチェッカーを受けることとなりました。

第8戦を終えて　渡辺 学　

「今回は新しいYZ250Fを投入したということで、第3戦SUGO大会の時のような結果を目指してレースの臨みました。予選はマディーだったので、マシンの状態を把握することはできなかったのですが、コンディションの良くなった日曜日は、第3戦のSUGOと同様にマシンが良く走ってくれていたので、自分でも期待していました。

しかしレースとはうまくいかないものです。第1ヒートは序盤にペースが思うように上がらなかったし、勝負どころの後半も同様にペースを上げることができず6位どまり。第2ヒートは後半に入ると一気に2〜3秒ほどペースを落としてしまい、一度かわした選手に抜き返されてしまうなど、粘りの走りができず8位となりました。もう少し良い成績をイメージしていただけに残念ですが、一桁をそろえることができたのは良かったと思っています。残りは2戦4ヒートとなってしまいましたが、この4つのうちで一度は表彰台に絡めるようなレースをしたいと考えています。応援してくれる皆様のためにがんばりますので、期待していてください。

また、会場ではガチャガチャを使った募金活動をしていますが、多くの方が景品の提供をしてくれ、会場では多く人がガチャガチャをしてくれ、皆さんのご協力のおかげで多くの募金を集めることができたことを報告いたします。九州でも実施するので、ぜひパドックに遊びにきてください」