2011年6月24日金曜日

:::近畿大会:::

2011年6月11-12
近畿大会 名阪スポーツランド

開幕戦から約1ヵ月のインターバルを経て迎えた第2戦近畿大会。予選は金曜日から土曜日の午前中まで降った雨によりウエットコンディション。また決勝は曇りとなり、水はけの良いコースにより、第1ヒートはほぼドライでのレースとなったが、午後から雨が降りはじめ、第2ヒートはウエットコンディションでのレースとなった。
開幕戦はマシンにトラブルが発生し、またそれによってセッティングも不完全なままで臨み、総合18位という結果に終わった渡辺学。第2戦近畿大会は、さらに多くのサポートをいただき、またマシンも復調した中でのレースを迎えた。


Heat1
もっともアウトグリッドを選択した渡辺。スタートでは集団に飲み込まれて出遅れながら、1周目を12番手とまずまずのポジションからのレースとなった。しかし序盤はペースが上がらず、14番手までポジションを下げてしまう。中盤に入るとペースが安定しはじめポジションをキープする展開となる。
後半に入ると再びペースを落としてしまい、一時は15番手へと順位を下げてしまうが、その後は1つ順位を上げ、最後までポジションを守りきり14位でフィニッシュ。順位こそ納得のいくものではなかったが、YZ250Fを駆るヤマハライダーの中ではトップの成績でレースを終えた。


Heat2
続く第2ヒートは、レディスクラス決勝から雨が本降りとなり、コースはウエットとなり難しいコンディションのなかでのレースとなった。渡辺は第1ヒートと同様、もっともアウト側のグリッドを選択。そのスタートは、中段に飲み込まれた第1ヒートとは異なり、ライダーが集中しないアウト側からアクセルを戻すことなく一気にトップグループに食い込む好スタートをみせ、トップ10圏内でレースを開始する。
ところが、その渡辺を不運が襲う。1周目にスリップダウンしほぼ最後尾といえる29番手まで順位を下げることになってしまったのだ。しかし渡辺は諦めることなくアクセルを開け、周回毎に着実に順位を挽回。10周目には18番手まで順位を回復しさらなる順位アップをめざす。しかし、その直後にまたしても転倒。順位を21番手まで落としてしまう。
不運が続いた渡辺だったが、その後はポイント獲得をめざしてレースを続け、また他のライダーのミスもあり、最後は17位までポジションを上げてチェッカーを受けた。
なお総合成績はヤマハライダー最上位となる14位を獲得した。


06.11(土)予選 B組 :9位/14:03.143/決勝17番グリッド
06.12(日)決勝 :第1ヒート:14位/第2ヒート:17位/総合14位
ランキング :18位(第2戦終了時)

第2戦を終えて 渡辺 学
今大会から「TWISTER Racin(エントリーは土浦レーシング)」というチーム名で参戦しました。これは、全日本のなかで台風の目になってやろうという気持ちを込めてつけたネーミングです。レースは体調もマシンの調子も良い状態で臨むことができ、結果としても前回の総合18位から総合14位と順位を上げることができたのですが、チーム名通りにはいかず、納得のいく結果を残すことができませんでした。多くのスポンサーの皆さまの期待に応えることができず申し訳ありませんでした。
さて、第1ヒートはスタートで出遅れ、その後ペースは安定したのですが、思うようにタイムを上げることができず、終始中段でのレースとなりました。一方の第2ヒートは、スタートが良かったため自分の中でもモチベーションが大きく上がり、アグレッシブに攻めました。それが災いしたのか、スリップダウンを喫してしまい、1周目を終え29番手まで順位を落としました。その後も2度ほど転倒があり結果的に17位でのフィニッシュとなりましたが、それでも諦めることなく、最後まで走りきることができたのは良かったと思います。
ここまで2戦、満足な結果を残せていませんが、次の北海道では皆さまに良い報告ができるようがんばりますので、是非期待していてください。


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