2011年5月30日月曜日

:::-広島大会-:::

2011年5月14-15
中国大会 世羅グリーンパーク弘楽園

3月の東日本大震災の影響により、当初の予定から約1ヶ月半遅れての開幕となった全日本選手権。
その会場となった世羅グリンパーク弘楽園は、レースウィーク中快晴が続いたが、弘楽園特有のハードパックな路面と大量のほこりにより、ライダーにとってはシビアなコンディションの中でレースが行われた。
今年から、プライベーターとして参戦する渡辺学にとって全日本は、2009年、当時のヤマハサテライトチーム「TEAM YZ」から参戦した最終戦日本GP(菅生大会)以来。しかし、十分な経験と参戦に向け日頃から積極的にトレーニングを積み上げてきたこと。そして多くのスポンサー、協力してくださる皆様のおかげもあり、万全の大成で開幕を迎えることができた。



Heat 1
予選により19番手グリットからのスタートとなった第1ヒート。スタートは若干遅れたものの、14番手あたりで1周目を終える。序盤はポジションをキープしていたが、後半に入ると思うような走りができず後退。
というものレースに向けエンジンに様々なパーツを組み込んでいたのだが、パーツの相性からか不具合が発生し、思うような性能が引き出せないでいた。そのため土曜日の予選終了後に処置を施したが、一朝一夕で修復できるような内容ではなく、仕上がり不十分なまま決勝に臨んでいたのだ。そこで後半は、あまり手をつけていなかった車体のセッティングに切り替えピットストップを行い、その結果順位を落とし30位でレースを終えることとなった。


Heat 2
第2ヒートも同様に性能は回復せず、厳しいレースとなった。1周目は第1ヒート同様、中団より少し前の12番手あたりで終える。しかし自らが臨むマシン性能と、実際の性能ギャップがあり順位を上げられないだけではなく、マシンを必死でプッシュする中で体力も奪われていく。
そのため序盤は11・12番手をキープしていたものの、後半に入ると体力的にペースを維持することが厳しくなり後退。終盤はかつてのヤマハファクトリーチーム等でのチームメイトであった尾崎友哉と15・16番手争いとなり、最終ラップの最終コーナーでまでデットヒートを繰り広げ、その最終コーナーでかわされ16位でチェッカーとなり、開幕戦を総合18位で終えることとなった。

第1ヒート:30位/第2ヒート:16位 総合18位








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